Ferrari Dinoの正しい買い方(246GT&246GTS)

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前回は、最初期モデル 206GT の解説でした。

今回は市場にもっとも多く出回る

246GT246GTSの解説です。

ディノは、

フェラーリの作ったプロダクションモデルの中でも

かなりの成功を納め、

総生産台数も70年代初頭モデルとしては

No1の約3900台を作りました。

 

内訳は、

206GT 152

246GT 2487

246GTS 1274

 

246GTの内訳は、

L型 387

M型 506

E型 2896台となります。

 

より詳しい解説は、

ウイキペディアに書かれているので、

興味のある方は、ご覧になられて見て下さい。

 

今回は、それぞれのモデルの特徴と買い方を解説致します。

それはディノに数多く乗り、

数多く売った私しかわからない部分だからです。

(販売台数150台以上)

 

まずディノが目の前にあるとして何から見るべきか?

一番最初はボディラインです。

フィオラバンティ氏がデザインし、

ピニンファリーナ監修のもと

スカリエッテイというボディ工場で作られた

この車のボディデザインは、

近年において誰もが絶賛するスタイルです。

 

 

ところが私がシーサイドモーターに入社した

1974年当時、

数台のディノが国内にあり、私も現物を見たのですが、

最初それほどの感動は無く、

小さなボディのフェラーリ位の認識でした。

今思えば、例えば赤はくすんだエビ茶の赤、

黄色はビビットな黄色ではなく

黄土色?のような、

冴えないくすんだ色がオリジナルだったからかもしれません。

 

それともう一つは、

せっかくの丸みを帯びたフェンダーとか、

リヤーのトランクデッキとかが全てエッジを取られ、

分厚く丸みを帯びていた事です。

これにより、

ボディ全体がボテッとだらしなく見えた。

ただそれは、

作られてから50年も経過している中、

1度や2度位はボディの修復、

あるいは塗装をされていると思うので目をつぶります。

 

それより問題があるのが錆とくさりです。

理由は、

この車はフレームにボディの外板を載せている

モノコック構造ですが、

その頃に使った鉄の素材が悪い。

簡単に言えばすぐ錆びる、あるいは腐る。

場所は決まっていて一番多いのがドアーの下部、

これは雨の日に乗ると、

ウェザーストリップから

ドアーの最下部のパネルに水が溜まるから。

 

次はリヤーフェンダーの内側。

これも雨の日ドライブすると、

リヤータイヤが水を跳ね上げ、

フェンダーの内部に溜まるから。

最悪はフレームが腐ることがある。

 

それは、

フレーム中央のかなり太いパイプの中に

エンジンとラジエーターとを結ぶ

冷却水のホースが往復しているから。

これがエンジンを止めると、

冷める過程で水蒸気が発生し鉄を錆させる。

 

ミッドシップエンジン、

フロントラジエーターの車に乗るとわかるが、

センターコンソールが異様に熱くなる。

それは、この事が原因。

なので外観はともかく、フレームの中までは、

プロが入念に見なければわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

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