Ferrari Dinoの正しい買い方(206GT)

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大きく分けてこの車は、クーペとスパイダー 

英語表記では GT と GTS になる。

GTは 1968年〜1974年まで

GTSは 1972年〜1974年まで生産された。

今回は GTにスポットを当てる。

 

「最初期モデル206GT 」

この206という表記が示すように、20つまり2000cc

6は6シリンダーを表す。

特徴的なのは、ボディ全てがアルミニュウムで作られている事。

この車はモノコックフレームなので、

フレームにボディを載せて強度を作っている。

 

 

また、次の246シリーズと比べて、全長が12センチ短い。

これはドアーの後部からリヤフェンダーまでの長さで判断できる。

外見上で特徴的なのが、ホイールのセンターロックだ。

ガソリンの給油口のガスキャップが外に出ている。

そして前後のバンパーが246と比べると薄く出来ている。

これらが素人でもわかる外見上の識別だ。

 

 

エンジンはV型6気筒であるが、これは当時の

フォーミュラレースのF2というカテゴリーに搭載していたエンジンに由来する。

つまりレーシングエンジンをディチューンしたわけだ。

それでもレースカー特有の高回転に於いて、高出力を出す設計は踏襲され

206の場合、3500rpm以上の回転数で本来の性能を発揮する。

この設計は当時のライバル、

ポルシェ911シリーズに対抗する為だったと言われている。

 

ポルシェは基本、高回転型エンジンだ。

その反動で、3000rpm以下はトルクが薄くて馬力が無い

その欠点を補おうと、400cc排気量を増やしたのが、次の246シリーズになる。

またギヤーのシンクロは、ポルシェタイプが採用され、

シフトフィールはとても軽いのだが、

反面ストロークが大きく、素早いシフトには向かない。

シフトゲージのデザインが、次の246モデルとは違うので判断できる。

但し246でも初期型のLタイプは、206と同じシンクロが付く。

車内に目を向けると、外径40センチのステアリングが目に付く。

後期の246は36センチだ。

オーセンチックで良いのだが、素早いハンドル操作は期待できない。

結論でいえば、まずはデザインを先行させ、

それに見合う動力性能を期待したが、思うほど発揮できなかった。

 

実際に走らせると、出だしの馬力が無くステアリングも軽すぎて安定感が無い。

コーナーでは意外とデリケートで、運転が楽な車ではない。

もう一つ大きな欠点が、大きすぎるキャリパーとブレーキサーボだ。

なので、時速60キロくらいでブレーキを踏むと、効きすぎて不用意に止まってしまう。

つまり細かいブレーキ操作ができない。

だからコーナーへの進入時のブレーキ操作は、慎重なタッチが要求される。

などなど。。。

 

246では、このブレーキの特性は改良された。

コレクションにしたい場合なら話は別だが、

特に206は入門用としては、私はお奨めしない。

 

※ちなみにDino206は、世界総数150台だけ生産された車ですが、

私はそのうちの1割、15台の販売実績を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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