ランボルギーニ ミウラSVの動画アップ致しました!

先日、ランボルギーニ ミウラSVの動画を撮影致しました!

ご興味のある方は是非ご覧下さい。

 

 

Ferrari Dino ボディラインについて

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次にDinoのボディラインについて

興味深いことを教えましょう。

 

最近の車は大体、前から見ても後ろから見ても

左右均等に作られていますよね?これが当たり前。

もし、あなたが買った車が正面から見て、

右側と左側のフェンダーラインが違っていたとしたら

販売店に「これは事故車じゃないの?」

と言いますよね。

 

                                      (Dino246GT)

 

                                         (Dino206GT)

 

ところが、このDinoの場合、

これがオリジナルの作り方。

正面から見て、左側のフロントフェンダーが、

なだらかな丸みを帯び、

右側のフェンダーは比べると尖って見える。

何故こんなあり得ないことが起こったのか?

 

それは1970年当時は、ボディの型板を作る際、

職人が手作業で叩いていたから。

何かの拍子で、

右側と左側を作る職人が喧嘩でもして

俺の方が正しいと突っ張ったのでしょう。

それをそのまま許してしまうのも

イタリア人らしいと言えばそれまで。

 

今度、Dinoを見る機会があったら、

是非、正面から見比べてみて下さい。

なるほどと、その違いが分かります。

 

ちなみに、

70年代のその他のフェラーリに、

そのような事は有りません。

何故Dinoだけが、

そのまま3000台以上も作り続けられたのか

今となっては「謎」です。

 

 

ボディラインについて、もう少しお話すると、

サイドから見て大きく

フロントフェンダー、ドアー、

リヤーパネル、リヤーフェンダーに分かれます。

それぞれに隙間、チリとも言いますが、

大体、2ミリくらいのラインが見えます。

 

これがそうでなく、3ミリ以上、

時には5ミリも開いているのが結構多い。

理由は、何らかの事故で板金を行った際に

手抜きをして、そのまま組み立てたから。

 

これでは

せっかくのDinoのラインが綺麗に見えません。

要注意です。

 

 

 

 

 

Ferrari Dinoの正しい買い方(246GT&246GTS)

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前回は、最初期モデル 206GT の解説でした。

今回は市場にもっとも多く出回る

246GT246GTSの解説です。

ディノは、

フェラーリの作ったプロダクションモデルの中でも

かなりの成功を納め、

総生産台数も70年代初頭モデルとしては

No1の約3900台を作りました。

 

内訳は、

206GT 152

246GT 2487

246GTS 1274

 

246GTの内訳は、

L型 387

M型 506

E型 2896台となります。

 

より詳しい解説は、

ウイキペディアに書かれているので、

興味のある方は、ご覧になられて見て下さい。

 

今回は、それぞれのモデルの特徴と買い方を解説致します。

それはディノに数多く乗り、

数多く売った私しかわからない部分だからです。

(販売台数150台以上)

 

まずディノが目の前にあるとして何から見るべきか?

一番最初はボディラインです。

フィオラバンティ氏がデザインし、

ピニンファリーナ監修のもと

スカリエッテイというボディ工場で作られた

この車のボディデザインは、

近年において誰もが絶賛するスタイルです。

 

 

ところが私がシーサイドモーターに入社した

1974年当時、

数台のディノが国内にあり、私も現物を見たのですが、

最初それほどの感動は無く、

小さなボディのフェラーリ位の認識でした。

今思えば、例えば赤はくすんだエビ茶の赤、

黄色はビビットな黄色ではなく

黄土色?のような、

冴えないくすんだ色がオリジナルだったからかもしれません。

 

それともう一つは、

せっかくの丸みを帯びたフェンダーとか、

リヤーのトランクデッキとかが全てエッジを取られ、

分厚く丸みを帯びていた事です。

これにより、

ボディ全体がボテッとだらしなく見えた。

ただそれは、

作られてから50年も経過している中、

1度や2度位はボディの修復、

あるいは塗装をされていると思うので目をつぶります。

 

それより問題があるのが錆とくさりです。

理由は、

この車はフレームにボディの外板を載せている

モノコック構造ですが、

その頃に使った鉄の素材が悪い。

簡単に言えばすぐ錆びる、あるいは腐る。

場所は決まっていて一番多いのがドアーの下部、

これは雨の日に乗ると、

ウェザーストリップから

ドアーの最下部のパネルに水が溜まるから。

 

次はリヤーフェンダーの内側。

これも雨の日ドライブすると、

リヤータイヤが水を跳ね上げ、

フェンダーの内部に溜まるから。

最悪はフレームが腐ることがある。

 

それは、

フレーム中央のかなり太いパイプの中に

エンジンとラジエーターとを結ぶ

冷却水のホースが往復しているから。

これがエンジンを止めると、

冷める過程で水蒸気が発生し鉄を錆させる。

 

ミッドシップエンジン、

フロントラジエーターの車に乗るとわかるが、

センターコンソールが異様に熱くなる。

それは、この事が原因。

なので外観はともかく、フレームの中までは、

プロが入念に見なければわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

Ferrari Dinoの正しい買い方(206GT)

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大きく分けてこの車は、クーペとスパイダー 

英語表記では GT と GTS になる。

GTは 1968年〜1974年まで

GTSは 1972年〜1974年まで生産された。

今回は GTにスポットを当てる。

 

「最初期モデル206GT 」

この206という表記が示すように、20つまり2000cc

6は6シリンダーを表す。

特徴的なのは、ボディ全てがアルミニュウムで作られている事。

この車はモノコックフレームなので、

フレームにボディを載せて強度を作っている。

 

 

また、次の246シリーズと比べて、全長が12センチ短い。

これはドアーの後部からリヤフェンダーまでの長さで判断できる。

外見上で特徴的なのが、ホイールのセンターロックだ。

ガソリンの給油口のガスキャップが外に出ている。

そして前後のバンパーが246と比べると薄く出来ている。

これらが素人でもわかる外見上の識別だ。

 

 

エンジンはV型6気筒であるが、これは当時の

フォーミュラレースのF2というカテゴリーに搭載していたエンジンに由来する。

つまりレーシングエンジンをディチューンしたわけだ。

それでもレースカー特有の高回転に於いて、高出力を出す設計は踏襲され

206の場合、3500rpm以上の回転数で本来の性能を発揮する。

この設計は当時のライバル、

ポルシェ911シリーズに対抗する為だったと言われている。

 

ポルシェは基本、高回転型エンジンだ。

その反動で、3000rpm以下はトルクが薄くて馬力が無い

その欠点を補おうと、400cc排気量を増やしたのが、次の246シリーズになる。

またギヤーのシンクロは、ポルシェタイプが採用され、

シフトフィールはとても軽いのだが、

反面ストロークが大きく、素早いシフトには向かない。

シフトゲージのデザインが、次の246モデルとは違うので判断できる。

但し246でも初期型のLタイプは、206と同じシンクロが付く。

車内に目を向けると、外径40センチのステアリングが目に付く。

後期の246は36センチだ。

オーセンチックで良いのだが、素早いハンドル操作は期待できない。

結論でいえば、まずはデザインを先行させ、

それに見合う動力性能を期待したが、思うほど発揮できなかった。

 

実際に走らせると、出だしの馬力が無くステアリングも軽すぎて安定感が無い。

コーナーでは意外とデリケートで、運転が楽な車ではない。

もう一つ大きな欠点が、大きすぎるキャリパーとブレーキサーボだ。

なので、時速60キロくらいでブレーキを踏むと、効きすぎて不用意に止まってしまう。

つまり細かいブレーキ操作ができない。

だからコーナーへの進入時のブレーキ操作は、慎重なタッチが要求される。

などなど。。。

 

246では、このブレーキの特性は改良された。

コレクションにしたい場合なら話は別だが、

特に206は入門用としては、私はお奨めしない。

 

※ちなみにDino206は、世界総数150台だけ生産された車ですが、

私はそのうちの1割、15台の販売実績を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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